こんにちは!SAKE女です!
今日は、みんなに愛される●●の魅力をご紹介していきたいと思います。
その●●とは……。酒粕です!!
日本酒造りで大切な「醪(もろみ)」を搾(しぼ)ったときに日本酒の副産物として得られるのが酒粕です。
醪…?搾る…??という方も多いのではないでしょうか…?
入社したばかりの私も分からなかったこの言葉。せっかくなのでここでサクッと学んじゃいましょう!
赤丸で囲まれた「搾り」作業の後に、得られるのが日本酒と「酒粕」です。
酒粕は読んだ字のごとく、醪を搾った後に出る「酒のカス」のことを示すんですね。
ここで、菊水の搾り作業風景を皆さんに少しお見せしちゃいます♪♪
まず初めに、米と麹が混ざった醪(もろみ)を袋に入れます。
その後、袋の重み(重力)を利用したり、上から圧力をかけたりして、お酒を搾ります。
この作業が終わると、やっと酒粕が誕生します。日本酒のモトからできているんだもの、そりゃ美味しいはずです。
酒粕は、粕汁や甘酒、粕漬けなどの食料品として使われるだけではなく、最近はパックなどの、美容品の原料としても使われています。
私も、とある蔵元さんの「酒粕パック」を購入したことがありますが、使用後のお肌はしっとり。
翌日の化粧ノリも全然違いました!
また、私事なんですが、最近ネットで美容に効く食材や、健康・食材というワードで検索するお年頃。
そうすると、よく酒粕を取り入れたレシピが取り上げられているのを目にします。
蔵に勤める身としては「酒粕」というワードを見かけるたびに嬉しくてニヤニヤしちゃいます(-∀-*))
(なんだか、酒「カス」なんて言っては申し訳ない気持ちになってきた…。)
そういえば…。冬になると、よくおばあちゃんが甘酒作ってくれたっけなぁ。なんて、ふと幼い頃の記憶を思い出しました。
おばあちゃん直伝の甘酒は生姜のしぼり汁入りで、身体もポカポカするんですよねー♡
昔から、「影の健康サポーター」として私たちの生活に寄り添ってきた発酵食品「酒粕」。菊水ホームページには、この酒粕を使ったアレンジレシピもたくさん掲載されています(https://www.kikusui-sake.com/home/jp/products/p023/)。
風邪もひきやすく、体調を崩しやすいこの季節。
栄養たっぷりの酒粕を生活に取り入れて、風邪なんて追っ払っちゃいましょう!