SHINGO KURONO

1985年生まれ。2006年フランスへ渡りデザインを学ぶ。帰国後国内のデザイン事務所で経験を積み、2015年独立、デザインプロジェクト humar.(ユーモア) に参加。プロダクト、グラフィック、WEBデザインなどジャンルレスにデザイン活動をしている。作る側とそれを使う側の新しいコミュニケーションを模索するTHE HOTEL LINKSや、お茶ブランドTheThéを運営。 http://www.shingokurono.com http://humar.co http://www.thehotellinks.co http://the2.co

シアンマゼンダイエローキーカラー

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製作中のブックの色校正があがってきました。

色校正とは本印刷する前の試し印刷のこと。

入稿(データを送る)ときに、色調見本をつけて印刷会社さんに渡し、その見本に合わせて印刷をしてもらいます。

実際に使用する紙に印刷してもらい、(最近ではデジタルで紙色と内容の色味を計算して、本誌ではない紙に印刷したデジタルコンセンサス校正、通称デジコンが多いですが。)文字色の濃さが適正か、写真の色味が見本とずれていないか、確認します。

もう少し青みを強く、とか、トーンを抑えめにしてもらうよう指示を書いて印刷屋さんに戻し、本印刷に進みます。

今回は想像以上にいい色味があがってきて、嬉しい。何よりもこだわって選んだ紙の質感がとてもいい。紙の中にこう、空気が含まれているかのようなふんわりとした質感と、ページをくるときに手にすいつくようなすべすべ感。

顔をすりすりしたくなるようなたまごはだなのです。

Shingo