製作中のブックの色校正があがってきました。
色校正とは本印刷する前の試し印刷のこと。
入稿(データを送る)ときに、色調見本をつけて印刷会社さんに渡し、その見本に合わせて印刷をしてもらいます。
実際に使用する紙に印刷してもらい、(最近ではデジタルで紙色と内容の色味を計算して、本誌ではない紙に印刷したデジタルコンセンサス校正、通称デジコンが多いですが。)文字色の濃さが適正か、写真の色味が見本とずれていないか、確認します。
もう少し青みを強く、とか、トーンを抑えめにしてもらうよう指示を書いて印刷屋さんに戻し、本印刷に進みます。
今回は想像以上にいい色味があがってきて、嬉しい。何よりもこだわって選んだ紙の質感がとてもいい。紙の中にこう、空気が含まれているかのようなふんわりとした質感と、ページをくるときに手にすいつくようなすべすべ感。
顔をすりすりしたくなるようなたまごはだなのです。
Shingo