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発酵文化研究所(運営:株式会社Career Lab) 自身の経験から、日本人の身体に合う伝統的な「発酵食品」を手軽に続けられるようレシピ提供、ワークショップ、食育・腸活アドバイス、各種商品開発を行う。 酒粕料理研究家/発酵マイスター/上級食育アドバイザー/腸活アドバイザー

新年を迎えるための食の支度

こんにちは。
発酵文化研究所です。

ふと気がつくと、
今年も残すところ僅かとなりました。

今回は、間もなく迎える新年に向けて、
私が年末に行う「新年を迎える支度」をご紹介させていただきます。

①新年にいただく発酵食の仕込み

・醤油麹と塩麹
私の気持ちの切り替えのようなものですが、
作り納めとして12月に仕込み、
年が明けてから最初にいただくのを楽しみにしています。

年に何度も作るので、
そんなに大袈裟なことではありませんが、
この時期に仕込んだものは一味違う気がしています。

手軽で美味しい醤油麹の作り方は、
以前に、ご紹介させていただいたこちらをどうぞ。
手軽で美味しい麹生活。細く長く続ける秘訣

・酢漬け
年末年始は、豪華な食事や、
タンパク質が多くなりがちですが、
手軽につまめてアレンジしやすい酢漬けは重宝します。

私のおすすめは、
玉ねぎ(スライス)
人参と大根(千切りと拍子木切り)
カリフラワー(お好みのサイズで)
枝豆(冷凍枝豆をさやから出して)

他にもキャベツやパプリカなどもアレンジしやすい食材です。

寿司酢を使うと手軽で簡単ですので、
少しずつ漬けて保存しておくだけでも、
ちょっとした箸休めや華やかなサラダとしていただけます。

そして嬉しいのが、
酢を摂ることにより胃の働きが活発になり、
腸内環境を整えてくれる効果も期待できること。

いずれも、とても手軽で簡単。
ぜひ、お試しください。

②身体を温める食材の下準備

人参、大根、かぼちゃ、牛蒡、蓮根、長ネギなど、
季節柄、汁物や鍋でいただきやすい食材が多いですね。

特に年末は忙しく、つい手を抜きがちになってしまい、
穀類で、お腹を満たす食事が多くなりがりです。

そこで、こうした野菜と肉類、練り物、厚揚げなどをいれ、
煮物にして作り置きしておくようにしています。

これだけでもバランスの良い一品ですし、
ちょこっと小皿で出すだけでも、
少し豪華な食卓になるので、とても重宝します。

また、この煮物のステキなところ。
とても幅広くリメイクできるんです。

お味噌汁やカレーの具にするのはもちろん。

意外に思われるかもしれませんが、
出汁と豆乳などを入れてスープやグラタン、
トーストにチーズと共に乗せて焼けばタルティーヌと、
和洋問わず、幅広くリメイクしながらいただけます。

外気で身体が冷えやすい季節。
こうした食材で、身体の中からも温めてあげると、
免疫力を高める効果も期待できておすすめです。

また、食物繊維やビタミン群も、手軽に摂れるので、
腸内環境が乱れやすい時期、
積極的に摂っていただきたい食材達です。

素材によっては、まとめて炊いて冷凍保存も可能です。
一度、試すと手軽さにハマってしまう方も(*^-^*)

今回も、最後までお読みいただきありがとうございます。

2021年、途中参加ではありましたが、
ご覧いただき、誠にありがとうございました。

そして、多くの方とご縁がありましたことへの感謝と共に、
来年も皆様が健やかに過ごされることを、心より願っております。