「テレビ視聴者が減少している」と言われて久しいこの頃ですが、私、しっかりテレビっ子です。
(「子」ではないことはさておき。)
これは、明らかに育った環境からの反動が要因。
義務教育中には夜8時までと決められ、その後も遅くまでテレビを観ることは良しとされない環境で育ったため、大学進学後の「好きにしなさい」的な解放感から、常にテレビをつけ、そのままの流れで行き着いた深夜番組にどっぷりはまることとなりました。
今は、テレビをつけっぱなしにするタイプではなく、興味惹かれる番組を片っ端から録画して自分のタイミングで観るタイプのテレビ好きに仕上がっております。
「食」にまつわる番組リスト7選
今回は、外食であれ自炊であれ、「食」に厄介なほどの執着を持つ私の、食に関する録画リストをお届けして、長年楽しませていただいているご恩を、ささやかながらテレビ方面にお返しできないかしら?という企画です。
と、リストアップしてみたところ「再放送が大多数」という事実が判明。
ごめんなさい。
だけど、再放送を待ち詫びるお気に入りたちなので紹介しちゃいます。
気になる番組があれば放送日を確認してみてくださいませ。
1.やまと尼寺 精進日記/献立帳
(NHKオンライン「やまと尼寺精進日記/献立帳」より引用)
奈良のとある尼寺の、季節をめぐる食卓のおはなし。
お寺なので精進料理ばかりなのですが、「物足りなさ」という言葉を忘れるくらい豊か。
日々の手仕事も織り交ぜて、いろどりあふれる食卓が映し出されます。
お料理ももちろんなんだけど、3人がわちゃわちゃしてる様子を観るだけでかなり癒されます。
2.あてなよる
(NHKオンライン「あてなよる」より引用)
京都の料理研究家・大原千鶴さんが、毎回お題に合わせて「アテ」を作り、それにソムリエの若林英司さんが選んだお酒を合わせて楽しむという、大人な料理番組。
大原さんが、時にかなり独創的なアテをお作りになるのを楽しみに観ています。
出演者の方みんなが「お酒だいすき!」という雰囲気を醸し出しているのも落ち着く空気感です。
3.世界入りにくい居酒屋
(現在は、「世界の居酒屋15min」と題した短縮版を、BSプレミアムにて再放送中)
(NHKオンデマンド「世界入りにくい居酒屋」より引用)
旅行先では、地元の人が地元料理を楽しむお店をせっせと探しては訪問する私には、世界中の、それも酒飲みが集うお店が観られるこの番組は、まさに垂涎。
本放送から短縮版の再放送まで何度も観ているので、もう地名を聞けば「あのお店か」と分かってしまうくらい。
どの国のものを観ても「酒飲みってさいこー!」という気分になって、にこにこしちゃう。
4.2度目の旅
(NHKオンライン「2度目の旅」より引用)
同じ観光地に「2度目に行くなら、ちょっとディープに」をコンセプトに、設定された予算の中で、ガイドブックに載っていないような楽しみ方をするという番組。
「食」だけがテーマではないのですが、だからこそ文化全体を観ることができて、そこで食べたり飲んだりするものがより魅力的に映ります。
出演タレントさんとナレーターの室井滋さんとのやりとりも楽しみのひとつ。
5.突撃!ストリートシェフ
(NHKオンライン「突撃!ストリートシェフ」より引用)
50分くらいの番組が時々放送されていますが、それを10分に編集したものがよく放送されています。
各国のストリートフード店を取材してるのですが、移民の方が経営しているケースも多く、民族の歴史背景を知ることもできる点も魅力。
6.サラメシ
(NHKオンライン「サラメシ」より引用)
以後の番組は、現在制作・放送中のものです。
「働くオトナの昼ごはん」をテーマに、いろんな職場を訪ねたり、故人の愛したランチを追ったりする番組。
いろんな人が、いろんな工夫を凝らして食べるランチをのぞき見させてもらう感覚で観ています。
7.リモートシェフ
(BSフジ「リモートシェフ」より引用)
一流シェフが、離れたスタジオにいるタレントに遠隔で指示をして、設定時間内に料理を作り上げるという企画。
名立たるシェフのレシピを観られるというのを主な目的で観ているのですが、シェフの指示の出し方で「このお店のスタッフはやりやすいだろうなぁ」という人となりが垣間見えるのもおもしろいところ。
この記事を読んでくださっている方は、きっと食いしん坊で、おそらくお酒好きの方が多いかと思うので、「私も観てる!」という番組もあるのではないかな?と思います。
日々のインプットを怠ることなく、共に食いしん坊道を邁進してまいりましょう!