名久井 咲

1988年生まれ。東京を中心に活動する自営業のアートディレクター。 主な活動内容はプロジェクションマッピングやレーザーマッピングによる空間演出と、グラフィックデザイン、web制作、映像制作による広告デザイン。オリジナルキャラクター「さくらいろのうさぎ」を始めとしたLINEタンプも販売中。  ◆ HP:https://nakuisaki.info 

「道玄坂通り dogenzaka-dori」のプロジェクションマッピング

こんにちは、名久井咲です。
最近また、都心で新しい商業施設がオープンしてますね。
今回は渋谷にオープンした「道玄坂道」で見つけたプロジェクションマッピングについてお話していきたいと思います。

「道玄坂道 dogenzaka-dori」

「道玄坂道 dogenzaka-dori」は、100年に一度といわれている渋谷再開発の中でオープンした商業施設のうちの一つです。もともとドン・キホーテさんのビル跡地に建設されていました。

上層階は渋谷発の外資系ホテル「INDIGO」。インバウンド向けな商業施設になっています。

ドードーのキャラクターは通り道を表しているのか、胴体に穴が空いてました。説明を読むと、モデルになった鳥の退化した歴史が書かれています。

1Fにはドン・キホーテのドミセや、ジェラート、ハンバーガー、サラダ、コーヒー、タピオカ、デリ、といったお店が並んでいます。

外の道と施設の中がつながるようなフロア構成となっており、道玄坂と文化村通りを繋ぐような、名前の通り道になっています。
松濤エリア・円山町エリア・渋谷センター街エリアは雰囲気が違う中で、そのエリアをあえて道で繋いだのにも、インバウンド向け感を感じました。


通路のイラスト(左)を写真をフラッシュ撮影すると、右側の絵が浮かび上がりました。

フルカラーでの上にフルカラーの違う絵が映るのはすごいなと思いました。

  

施設ロゴへのプロジェクションマッピング


通路の壁面に書いてある施設名のロゴに、プロジェクションマッピングされていました。

スプラトゥーンみたいな絵の具を撒いたコンテンツやネオン風のコンテンツと、キャラクターが現れるものでした。

プロジェクターはPanasonicのスペースプレイヤー2台です。

同じプロジェクターで床にも投影されています。

むき出し系のデザインの天井なので、こういった機材が天吊設置しやすそうです。

今後こういった感じで、プロジェクションマッピングが気軽に内装へ取り入れられているのが増えると良いなと思います。
  

  

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名久井 咲
1988年生まれ。東京を中心に活動するデザイナー、クリエイター。
主な活動内容はプロジェクションマッピングやレーザーマッピングによる空間演出と、グラフィックデザイン、Web制作、映像制作など。
オリジナルキャラクターのLINEスタンプやグッズも販売。プロジェクションマッピング : https://nakuisaki.info
LINEスタンプ : https://store.line.me/stickershop/author/1662
オリジナルグッズ: https://nakuisaki.booth.pm
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