現在、J23 KIKUSUIは貯蔵タンクで発表の時を待っています。
こちらが「J23 KIKUSUI」が眠るタンクです。
さあ、今回は「のみきり」の様子をお知らせします。
のみきり?飲み切り?…えっ、発売前に全部飲んでしまうのかい!?と、ご心配の皆さん、安心して下さい。飲み干しません。
「のみきり」=「呑み切り」、これは貯蔵中のお酒の品質を確認・評価することを言います。
(なぜ、呑み切りというのか。これは後ほど)
タンクからお酒を出しています。ストップ!まだ発売前です、出し過ぎないように!
では、気になるお酒の状態はどうだったのか・・・発表します。ジャン!
思い通りのコンディションに仕上がっていますよ。
製造リーダーの伊藤が味わいを確認しました。
「出荷開始のタイミングで思い通りの味わいになるよう味・香り共に順調に仕上がっています。」との事です。ワクワクしますね。
私も少し利き酒しました。フルーティーで躍動感すら感じる甘い香りが立ちこめています、おしゃれです!香りがカッコいいです。
味わいは前半が甘さのインパクト、後半は旨みを感じました。思わず「おかわりっ!」…できませんでした(涙)
「J23 KIKUSUI」は、これからタンクでもう少しお休みすると味・香りの角が取れて、思い通りのバランスで仕上がっていくそうです。皆さん、お楽しみに!
最後に、「のみきり」について…
「呑み切り」は貯蔵した酒の品質を評価することを言います。お酒の貯蔵タンクには、下部に「呑み口」という酒の出口があり、検査用の酒を取り出すために「呑み口」の「封を切る」ことから、「呑み切り」と呼ばれています。酒蔵では、冬に仕込んだお酒を夏に「呑み切り」をして味の確認をするのが一般的です。