こんにちは。
発酵文化研究所です。
以前にも書かせていただきましたが、
和歌山県生まれの私にとって梅干しは、
毎日の生活に欠かせない存在です。
塩分を抜いて蜂蜜などで調味した梅が身近になりましたが、
どうしても梅干しは酸っぱい物というイメージが強く、
梅と塩だけで作る「白干梅干し」を愛用しています。
実際、白干梅干しは塩分20%程度あり、
初めて食べる方は、ビックリされるかもしれませんが、
料理のアクセントにするには、とても適していると感じています。
そこで、今回は白干梅干しを使った簡単レシピをご紹介。
白干梅干し以外のお好みの梅干しでもお試しください。
①梅干しがアクセント「ご飯のお供2種」
日本酒にも合う「梅オクラ」
【材料】
・オクラ・・・7本程度
・梅干し・・・お好みの量(塩分や梅の大きさによります)
・鰹節・・・1~2g(お好みで)
・酢・・・小匙1程度(お好みで)
【作り方】
1、オクラを軽く茹でて輪切り又はみじん切りにする
※レンジ加熱も可、新鮮であれば生もおすすめ
2、梅干しは種をとり細かく刻む
3、器に1と2と鰹節・酢を入れよく和える
※梅干しの酸味で酢は調整してください。
マヨネーズとの相性抜群「梅ツナマヨ」
【材料】
・ツナ缶(オイル漬け)・・・1缶(70g程度)
・梅干し・・・お好みの量(塩分や梅の大きさによります)
・マヨネーズ・・・大匙1~2
【作り方】
1、梅干しは種をとり細かく刻む
2、器にオイルを切ったツナ・梅干し・マヨネーズを入れて混ぜる
パンとの相性も良いので、
お好みの野菜とサンドイッチにしたり、
食パンに塗ってチーズを乗せてトーストしたり、
お好みの食べ方を見つけてみてください。
②梅干しと夏野菜で作る「山形のだし」
山形県を訪れたときに大好きになった「だし」を、
梅干しでアレンジしたものです。
これまた、ご飯にも日本酒にも合うのでお試しください。
【材料】
・きゅうり・・・1本
・なす・・・1本
・生姜・・・少々
・みょうが・・・1~3個
・大葉・・・5枚
・梅干し・・・1粒(塩分や梅の大きさによります)
・塩昆布・・・一つまみ程度
・鰹節・・・一つまみ程度
・醤油・・・大匙1
・酢・・・大匙1/2~1
【作り方】
1、醤油、酢以外の全ての材料をみじん切りにする
2、器に、みじん切りにした材料を全て入れ和える
3、醤油、酢を入れてよく混ぜる
※梅干しと塩昆布の塩分を確認しながら醤油と酢で調整する。
野菜は、その時のものやお好みでアレンジしてください。
オクラや玉ねぎなどもおすすめです。
冷蔵庫で3~4日程度でお召し上がりください。
③熱中症対策にも梅干しを
梅干しは塩分だけでなくミネラルやビタミンも豊富。
汗をかいて失われてしまう成分を補うには、
とても最適な食材です。
その他、疲労回復にも効果的なクエン酸も含まれるので、
まだ暑さに慣れずに疲れ気味だったり、
なんだか食欲がないなという時にもおすすめです。
これからの季節、麺つゆとの相性も良いので、
細かく刻んだ梅干しを麺つゆに入れて冷やし、
トマトと共に素麺にかけるだけで、
とてもサッパリとおいしい「冷やし梅トマト素麺」の完成です。