今回は菊水酒造の社内の様子をご紹介します。
会社の敷地内にある「菊水日本酒文化研究所」 、こちらは酒・食文化に関する研究所です。
緑に囲まれて景観がとっても素敵♪
酒器や文献といったお酒に関する品物を収蔵し、それらを通して粋なお酒の飲み方や、
食に関する文化・歴史などを日々研究しています。
研究所の中でも、一際存在感のあるこちらのお皿たちをご紹介します。
一見高価そうに見え、時代を感じさせるお皿ですが、
菊水のイベント時にも大いに活躍している身近なお皿なんです!
「いげ皿」といいます。
明治~大正時代に庶民の間で人気のあったお皿。
転写で絵付けしており、縁がギザギザのウェーブで焦茶色が特徴です。
名前の由来は佐賀方面の方言で「刺」からきてるそうです。
ご覧の通り、NGT48・大滝さんとのコラボポスターでもバッチリ使用中!
お皿を絵付けする作業で、転写のズレや絵柄の抜け、歪みが発生するので
同じ絵柄でも個々に表情が違います。
個性があって愛着が湧いてきますね♪
こちらは、花の型に吹き付ける手法で柔らかさを表現しています。
昔は口で吹き付けていたそうですよ~。
壁のディスプレイも素敵だけど、
お料理に使ったらオシャレでしょうね。
・・・ということで、お料理盛り付けてみました!
迫力ありますねー!
大皿なのでお魚まるごと料理にもちょうどいいです。
渋い絵柄×ポップなミニバーガー!可愛すぎっ!
和・洋、どんな料理にも合いますね。古くて新しい!!
縁の存在感がお料理を華やかに引き立て、食卓を彩ってくれます。
庶民にも手が届く華やかなお皿たち。私たちの食卓は見て楽しい、食べておいしい・・・
そう今も昔も変わらないのだなぁ、としみじみ感じました。