水戸のテルミンを訪ねて
12月2日に水戸の上大野小学校の150周年記念の回でテルミンの演奏をさせていただきました。
卒業生でもないのになぜ?
実は、9年前にも一度行ったことがあるんです。
先生から1通のメールをいただきました。
テルミンがある小学校
上大野小学校は理科に力をいれている学校で、年度末に学校の予算でテルミンを購入したけれど、使い方がわからないので来てほしいとのこと。
演奏と使い方のレクチャーをしにお邪魔しました。
どなたか興味や情熱のある方が1人いるだけで、こういうことが起こるんですね。なかなか印象深い出来事でした。
こちらが9年前の模様。
そして、内部チューニングをして1階の廊下にテルミンを常設。
その後、教室で一緒に給食をごちそうになったのもすごくいい思い出です。
その子が生まれて9歳になって、学校の音楽の授業の話を聞いたりしているうちに、「そういえばあのテルミンはどうしているかな?」と思ったのです。
この写真に写っている子たちも、今頃はもう高校生になっているのですね・・・。
当時の先生方はもういらっしゃらないかもしれませんが、思い切ってご連絡してみました。
音楽の先生と一緒に
ご連絡したところ、ご快諾下さり、再度お邪魔して演奏させていただくことに。
そして、9年経ったテルミンのメンテナンスと、式典での演奏をせっかくなので映像に残してみようと思い立ったのです。
知人の映像作家、吉田和史さんに同行していただき、学校到着からの流れを撮影していただきました。
テルミンは単音しか出せない楽器なので、ほとんどの場合何かほかの楽器と一緒に演奏します。
今回は当日までいろいろと段取りをしてくださった音楽の先生と一緒に演奏しました。合わせるのは当日の朝が初めてでしたが、さすが先生!
「花は咲く」「君をのせて」「ルージュの伝言」を一緒に演奏していただきました。
そして、完成したショートドキュメンタリーがこちら。
ここからまた新しいご縁がつながることを願って!