DAISUKE OGAWA|小川 大介

1985年生まれ。福島県会津若松出身。 趣味は仕事と子育て。何につけてもaizulover。 主なテーマは、お酒、プロダクト、本、珈琲など、 身の回りの愛に溢れたものを。 好きなお酒は会津娘。会津の広報マンとして故郷凱旋が目標。 『地元』が好きな人と、繋がりたい。 Instagram▶︎https://www.instagram.com/aizulover

“おいしい たべかた” を考える時間 @クックパッド

先日、クックパッドのキッチンスペースにて料理をしてきました。

新たにスタートしたサービス、『たべドリ』の研修生(ユーザーコミュニティ)募集とのことで、少し前に事前応募があったので、申し込んでみたのでした。

クックパッドは、ぼくの勤務先『恵比寿ガーデンプレイス』のひとつ上のフロア。

4年も同じビル内にいながら、初めて行くきっかけとなりました。

クックパッドの『たべドリ』料理レッスン

料理家の山口さんがラボ長(講師)となって、10名程度の研修生(我々参加者)と、基本的な味の組み合わせや、食材の「おいしいたべかた」について一緒に考えます。

考えるだけではなくて、もちろん作って、食べます。

初回は、2人1組になって、「スープ」を作りました。

ぼくは、普段からよくありそうな食材ってことで、スーパーでよく安売りをしている「鳥の手羽先」とこれからの季節の野菜ってことで「白菜」をチョイス。それを「塩味」にしたスープを作り、鳥のだしがよく出て、とてもおいしくいただきました。

『料理』には、いつも構えがち

つい最近までは、「料理」について、“難しいもの”と思ってきました。

“ちゃんと” 材料を揃えて、“ちゃんと” 作りたい!なんとなくだけど、そう思ってしまう自分。

 

でもその、“ちゃんと”って、いったいなんなんだろう?

 

ぼくは、プロでもないし、料理を仕事にするわけでもないんですよね。

 

山口さんの話を聞いていると、ぼくが普段、鼻歌を歌いながら珈琲を淹れるのと同じように、
より生活に寄り添った、身近な行為が『料理』なんだよって、教えてもらっている気がします。

“ふだんのふつう”を作るには、“レシピありき”ではなく、“材料ありき”でやっていけることが自分の気持ちを楽にするポイントとも思っています。

考えるのは『おいしいたべかた』

実際、今年に入って、家で料理する回数は増えました。

(さっそく次の日にも家スープ、作ってみた。)

これまでは、『レシピ』に『材料』を当てはめて、『解答』を合わせにいってる感じだったのだけど、それだと一問一答になってしまう、おいしいのだけど。

今は、『◯と△に何を当てはめようか?』と考えて、実験そのものを楽しむような気持ちでいる。

 

最近『解像度』という言葉をよく耳にする。

使い方が合っているとすれば、“味の解像度”がグッと上がった気がする。

作り方をみる時も、「調味料はコレだから、こんな味だなぁ」とぼんやり頭の中で味をイメージしたりする。食べている時も、「この味はどこからきてる?」って考える。(これ、本当に。)

自炊レッスンに通うまでは、そうしたことをあまりイメージしてこなかったから、とても新鮮な感じがします。

今回の『たべドリ』の時間、自分の料理に対する姿勢のアップデートをしたり、“おいしいたべかた”を考える、いいきっかけになりそう。

ただただ、妻や娘、身近な人たちの『ふだんのふつう』を作りたいのだ。

今後が楽しみ。

あと、何より場所が近いのがうれしい笑