気温が上がってくるこの時期。
どうしても食欲がなくなってしまう・・・
という方も少なくないかと思います。
そんな方にこそ、お試しいただきたいのが、
市販のすし酢を使ったオリジナル寿司。
こんなに多忙な現代では、何もかも手作りは大変。
美味しく配合された市販のすし酢を使えば、
手軽にバランスの良い食事を摂ることができます。
ぜひ、お試しください。
①市販のすし酢で基本の酢飯
市販の「すし酢」といっても色々な種類があります。
ご自分のお好みのすし酢に出会えると良いですが、
もし出会えなかった場合は、少しアレンジしてみてください。
私は酸味の強い物が好みなので、
市販のすし酢と好みの酢を配合していますが、
季節によっては柚子やレモンなどの柑橘果汁を入れたり、
お子様に喜んでもらえるようにマヨネーズを合わせたりもします。
スパイスではカルダモンを合わせるのが好きです。
市販のすし酢によって分量は違いますが、
目安はご飯の分量の約10%程度かと思われます。
ご飯茶碗1杯に対して大匙半分、
1合に対して大匙1~2杯が目安になります。
最初は、お好みで少しずつ調整してみてください。
暖かいご飯にすし酢を合わせ全体を混ぜますが、
できるだけ粘りがでないよう切るように混ぜるのがポイント。
食べた時の食感がサラッと仕上がります。
この酢飯に具材を混ぜ込んでしまえば混ぜ寿司の完成。
これが意外に何を入れても美味しく仕上がってくれるので、
難しく考えずにチャレンジしてみてください。
市販の佃煮などもおすすめ。
甘辛く炊かれた佃煮の旨味が寿司飯と相まっておいしくなります。
さらに手軽な具材はシラスです。
大葉や茗荷、胡麻などの薬味を添えると爽やかですし、
炒り卵を混ぜてあげると、お子様も大喜び。
不足しがちなタンパク質やカルシウムも摂ることができます。
この季節、旬の新玉ねぎのスライス、コーン、トマトなどを乗せ、
マヨネーズを少し添えてあげればサラダ寿司。
1プレートでバランスのとれた朝ご飯としてもおすすめです。
②豪華で楽しい手巻き寿司
ご家庭でのイベントで大活躍間違いなしの手巻き寿司。
巻くものは海苔やレタスになりがちですが、
生ハムや薄切り肉を茹でたものもおすすめ。
テーブルも華やかになりますし、
色々なバリエーションが生まれるので会話もはずみます。
後は、刺身、揚げ物、炒め物など、そのままでも美味しい料理や、
キムチや柴漬けなどの漬物やチーズ、
ポテトチップスやアラレなど食感の違う食材を並べるだけ。
そのまま食べたり巻き寿司にしたり、
お酒を飲む人も飲まない人も、
それぞれに応じた楽しみ方ができるのも嬉しいポイントです。
③残り物も上手に活用
昨夜の残り物。
人数分は無いけど片づけてしまいたい!
そんな時は、なんでも巻いてしまいましょう。
海苔巻きにしてしまうだけで、
残り物に見えず、とても手の込んだ料理に見えます。
私は、鍋の翌日など中途半端に残ってしまう薬味野菜を巻いて、
「香り巻き」と名付けて食卓に出しますが、
誰も残った薬味だとは気付かないどころか、
酢の香りと相まって、さらに美味しさを増すので大好評です。
これに、玉子焼きやツナなどを巻くとボリュームアップ。
バランスも良くなります。
この他にも、おにぎりをたくさん握るのが手間な時、
酢飯の代わりに白米で巻いてしまいます。
それを好みの大きさに切るだけで数人分が一気に完成。
切るのも手抜きしたい時は、半分に切るだけ。
ちょっと長めのおにぎりです。
一口かじるごとに違う味を楽しめるように、
具を交互に並べたりすると、お子様は特に大喜び。
海苔のサイズは全形でも半切りでもお好みで。
おにぎり海苔を並べて作ったこともありますが、
巻いてしまえば問題ありませんでした。
難しく考えず、手軽においしく、
「酢」を楽しんでいただければと思います。