さなえごはん

いつものごはんにひとつまみのときめきを。 お料理を、作ったり考えたり伝えたり届けたり。 アルコールの優先順位高めで生きてます。                    ◆Twitter http://twitter.com/sanae_foodgeek ◆Instagram http://Instagram.com/sanaegohan

あわただしい日には「クスクス」を。

「クスクス」を日常的に食べるという方、また「クスクス」を使って料理したことがある方ってどれくらいいらっしゃるのだろう?

意外に普通のスーパーでも見かけるのですが、ケータリングなどでお出しすると「初めて食べました!」という声も多い食材です。

愛用具合が一目でわかるビジュアルで失礼します。 メーカーには、特にこだわりはありません。

 

でも、クスクスってほんっとーに優秀な食材だと思うんです。だって、長期保存がきく上に、ものの数分で可食状態になるんだもの。あら便利。

そんなクスクス、まずはその「ものの数分」からご紹介。

 

クスクス・基本の戻し方

ご紹介といっても、本当に簡単で申し訳ないぐらいなのですが。

 

ボウルにクスクスを入れて、クスクスの表面全体がかくれるくらいのお湯とひとつまみの塩を加える。

少しお湯を吸ってしまっていますが、こんな感じ。


ラップやその辺の皿で蓋をし、5分くらい置く。

私はたいてい、その辺の皿派。

 

以上。

という、手順とも呼べないような簡単さなのです。

もし少しかたいようなら、お湯を少し足して再度蓋して置いておけば大丈夫!という、

リカバリーも簡単すぎる気楽食材。助かるわ…。

このあと、水分があるものと和えるようならかためで、クスクスに何かを添えて食べるようなら、そのままでも食べやすいやわらかさに戻すようにしています。
(今回は、のちほどご紹介する「ラタトゥイユタブレ」用に、クスクス40gにお湯50g+塩ひとつまみで、少しかために戻しました)

お湯ではなく、水でも30分ほど置けば戻ります。
トマトジュース(+塩)で戻すのも、風味があっておすすめです。

 

クスクス料理いろいろ

クスクスを料理する時、大きく2パターンの案が思い浮かびます。

まずは、添える料理。

クスクスを、汁気がある料理にごはんのように添えていただくのですが、レトルトカレーに添えるだけでもよいので、さっと食べたいランチなどに使ったりしています。

こちらは烏賊とパセリのトマト煮込みに添えたもの。

 

時間と心の余裕がある場合には、クスクスに玉ねぎやハーブを混ぜ込んで、食感や風味を加えたりします。

そして、もう1パターンは和える料理。
このパターンだと、「タブレ」と呼ばれる、生野菜とドレッシングと和えるサラダをよく目にします。

焼き夏野菜のタブレ。

 

和える場合、クスクスを多めにするか、少なめにするかという選択肢があるのですが、最近は少なめの方を好んで作っています。

今回、テーマに合わせて「秋野菜のラタトゥイユタブレ」を作ってみたので、作り方をざっくりと。

 

「秋野菜のラタトゥイユタブレ」の作り方

乱切りにした茄子に塩をまぶして置いておく。

いちょう切りにした蓮根、ざっとほぐした舞茸と茄子を、オイルをひいたフライパンで焼き目がつくまで炒める。

野菜を取り出し、再度オイルを入れてみじん切りの玉ねぎを炒める。透明感が出てきたら白ワインを加え、沸いたらトマト水煮缶を。

しっかり煮詰めたら野菜を戻して水も少々加えて、5分ほど煮込む。

塩と砂糖、ナツメグパウダーで調味して、粗熱を取る。戻したクスクスと和えて、冷蔵庫で冷やす。

こちらも、クスクス少な目Ver.で。ナツメグパウダーはお好みでどうぞ。

こっくりした味わいと冷たさが、暑さ残る初秋によく合う一皿になって満足。

 

 

 

 

「クスクスは食べたことがあるけど苦手」という声も、実は時々耳にします。

おそらく「味がない?」「もそもそしてる…」あたりが原因だと思っているので、

・塩分をきちっと決める

・水分量に配慮

という2点に気をつければ、こんなに便利な食材はないので、ぜひ皆さまのレギュラー常備食品の仲間に入れていただきたいな、と推し続けている次第。

というわけで、クスクス普及活動はまだまだ続きます。