いつも、ありがとうございます。
発酵文化研究所です。
今年の春は気温が上がったり下がったりと大変。
体長を崩してしまう方も目立ちますが、
これから特に気を付けていただきたいのが熱中症です。
まだ暑さに慣れていない身体。
その疲労感は熱中症の初期症状かもしれません。
そういう時こそ、しっかりと朝から対策していただけるよう、
私の簡単な熱中症対策にもなる「朝ご飯」をご紹介させていただきます。
朝の水分補給におすすめ。
過去にご紹介させていただいた、
甘酒とオレンジジュースで作る経口補水液のレシピはこちら。
↓
甘酒とオレンジジュースで作る経口補水液
①忙しい朝の定番朝食
皆さんは、目覚めたらまず何をしますか?
私は、その日の自分の体調に合わせて、
白湯や炭酸水、甘酒で作る経口補水液などで水分補給です。
寝ている間に乾燥状態になった身体に、
水分が行き渡る感覚は、とてもスッキリした気持ちになります。
そして時間がある時は、ゆっくりとコーヒーやお茶をいただきますが、
そんな優雅な朝は、そう多くありません。
とはいえ、熱中症対策だけでなく、
身体に必要なエネルギーを送るための朝食は欠かせません。
色々、作り置きおかずを並べたりもしますが、
本当に急いでいる時に活躍してくれるのが「玉子かけご飯」
野菜や海藻を入れたお味噌汁や豚汁などがあれば完璧です。
玉子かけご飯も玉子だけでは、
ビタミンやミネラル、食物繊維など不足しがち。
そこで、おすすめしたいのが、
・もずく酢
・納豆
・めかぶ
・キムチ
全てではなく1~2品でもプラスしたり、
お好みで胡麻や鰹節、海苔などをトッピングすることで、
さらに、栄養バランスを整えることができます。
熱中症対策には水分だけでなく塩分も欠かせません。
摂り過ぎは逆効果ですが、朝食時に適度に取り入れてください。
②忙しい朝に重宝する「冷凍おにぎり」
玉子かけご飯を用意するのも難しい朝ありませんか?
私は、そういうことも多々あります。
ですが、そういう忙しい時こそ、
しっかり食べて栄養を摂ることが大切だと考えているので、
合間をみて「冷凍おにぎり」を仕込んでおきます。
特別に炊飯するというよりも、
いつもの食事の際に、多めに炊いた残りご飯を活用するので、
手間を感じることもなく続けられています。
片手で持って食べやすいように、
基本的には、手持ちの具材を混ぜ込んで握るだけ。
気取りも彩りもありませんが、
美味しくて、忙しい朝でも少しホッとできるので、
ぜひ、お試しいただきたいと思います。
③朝食のお供におすすめ「きゅうりのピリ辛漬け」
水分が多く、栄養がないと思われがちなきゅうり。
実は、とても優秀な野菜。
ビタミンCやカリウムなど美容にもおすすめです。
熱中症対策に必要な、
水分も一緒に摂ることのできる「きゅうりのピリ辛漬け」
すし酢を使う手軽なレシピですので、
ご家庭で、色々とアレンジしながらお楽しみください。
「 きゅうりのピリ辛漬け 」
【材料】
・きゅうり・・・3~5本程度
・すし酢・・・50ml
・酢・・・30~50ml(お好みの酸味で量を加減してください)
・醤油・・・大匙1
※きゅうりの塩もみ用は除く
・唐辛子・・・2~3本(お好みで)
・にんにく・・・1かけ(お好みで)
【作り方】
1、きゅうりを好みの大きさに切る
2、切ったきゅうりに塩をし全体に馴染ませる
約30分から1時間で水分が出ます
塩分が気になる場合は少し洗い残った塩を落としてください
3、すし酢、酢、醤油を合わせ好みの味に調え漬け酢を作る
4、漬け酢にきゅうりを入れ、好みで唐辛子とにんにくを入れる
冷蔵庫で、半日~1日程度でいただけますが、
日々、漬かり具合が変わるのも楽しめます。
また、食べる直前に、
胡麻や胡麻油を少しプラスすると香りも豊かになりますよ。
約1週間程で、食べ切るようにしてください。
きゅうりは年間を通し、安定して手に入るようになりましたが、
これからは特に、美味しく栄養価の高い旬を迎えます。
まとめて作り置きして、少しずつ楽しんでみてください。