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発酵文化研究所(運営:株式会社Career Lab) 自身の経験から、日本人の身体に合う伝統的な「発酵食品」を手軽に続けられるようレシピ提供、ワークショップ、食育・腸活アドバイス、各種商品開発を行う。 発酵・酒粕料理研究家/上級食育アドバイザー/腸活アドバイザー

食育を知る夏休み①「食べるということ」

こんにちは。
発酵文化研究所です。

毎年、夏休みになると色々なお悩みを聞くことが増えます。

・給食がないので昼ご飯の準備が大変
・宿題の管理が大変
・自由研究は何をさせればいいのか・・・

などなど、それぞれにお悩みをお持ちです。

そうした時、提案させていただくのが、
「食べること」について一緒に考えてみては?と。

食べることは、私達が生きていく上で大切なことです。

そして、それは当然のことのようですがそうではなく、
生産者や製造者、運んでくれたり料理をしてくれる人たちがいるからこそ、
目の前の食事を食べることができるのです。
意外と知らない、そうした仕組みを知ることもとても大切です。

例えば、茶碗一杯のご飯。
米ができるまで~米になってから、
そして、それが食べられるようになるまで・・・など、
色々な工程を、色々な人たちが関り成り立っています。

お子様によって、どこに興味を持つかはそれぞれ。
色々なお話をしつつ興味を持った部分から、
一緒に深堀りしていくと、楽しく学んでいただけると思います。

今回は、なんとなく知ってるという方の多い「食育」について、
もう少し、ご興味をお持ちいただけるよう2回にわたりご紹介させていただきます。

①食育とは

以前より書かせていただいてますが、
「食育」は子供に向けてだけではなく、
大人になってからでも重要なことです。

大人が理解していないと、子供にも伝わりません。
「一緒に知ろうね」という姿勢で取り組みましょう。

そうやって一緒に様々な経験とすることで、
「食」に関することや、
食事の際のバランスなどを考える力が身につきます。

食べるということは、一生続く生きる為の行為です。

勉強する!というよりも、
まずは気楽な気持ちで。

旬の食材を味わうことも一つです。

他にも、健康に過ごすための食事について考えたり、
食事を楽しむ工夫をしてみたりなどなど、
身近な「食育」から始めてみて、
食への関心を持つことから始めてみてください。

②おすすめの「食育テーマ」

とはいえ、何をしたらいいのかわからない!
という方も多くいらっしゃるのは事実です。

こちらを参考にアレンジしてみていただければと思います。

【身近にある食を知る】
1、主食である「米」について
お米ができるまで・・・を、
過去に、ご紹介しています。
こちらも参考にしてみてください。

【夏休み】自由研究におすすめ「米」のこと
Posted 2022-08-02 by hakko-bunka

2、小さな食体験から関心を持とう
色々な食の体験はありますが、
なかなか行くことが難しかったりしますよね。

意外と身近でもできる体験もあります。
こちらも過去にご紹介してますので、
参考にしてみていただければと思います。

家庭で楽しむ身近な「食体験」
Posted 2023-05-15 by hakko-bunka

3、「箸」の持ち方を見直そう
何気なく使っている箸ですが、
ご自身の持ち方は、どうでしょうか?
お互いに持ち方を見比べてみたり、
正しい持ち方にチャレンジしてみたり・・・

箸の持ち方について解説していますので、
こちらも、ご参考になればと思います。

和食を支える「箸」の作法
Posted 2023-01-21 by hakko-bunka


引用:厚生労働省
「食事バランスガイド」のイラスト等の利用についてのガイドラインについて
URL:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou-syokuji/6.html

③栄養バランスを考える習慣を!

栄養バランスについては次回ご紹介させていただきますが、
食事バランスガイドを見る習慣をつけるだけでも、
少しずつ意識を変えることができます。

食事バランスガイドはこちらもご覧ください。
「食事バランスガイド」

あまり難しく考えず楽しみながら学ぶ「食育」
夏休みに取り入れるきっかけになれば幸いです。