こんにちは。mimomです。
突然ですが、先月お仕事で短いアニメーションを作りました。
http://www.mimomweb.com/works_fortunecup
ぬるっと滑らかに動くアニメーションではなく、コマ撮りアニメのようなクラフト感を出したかったので、3Dソフトでイラストを描きレンダリングした画像をAdobe After Effectsで繋いで1本の動画にしました。
仕組みとしてはパラパラ漫画と同じ要領です。
アナログのパラパラ漫画では、変化を付けた複数枚の絵をひとつに束ねて一定の速度でめくって動かすわけですが、これをAfter Effectsでやるときは「シーケンス読み込み」を使うと便利です。
複数枚の連番が付いた画像を読み込むと自動で一定の間隔で繋いでくれるというもので、時間ごとに動きを指定しなくても動画が出来ます。
ただ問題なのが、連番が付いた画像を用意しなくてはいけない、という点です。
例えば1コマ目の画像の名前がimage01.jpgの場合、2コマ目以降はimage02.jpg、image03.jpg…となっている必要があり、image01.jpg、image03.jpg、image04.jpgなどと途中で番号が飛ぶと「02が見当たりません」とピシャッと言われ、正しく読み込めません。実に数字に厳しいソフトです。
ここで登場する救世主こそ、私のアシスタント、Automator。
AutomatorはMacのOSにデフォルトで入っているアプリケーションで、ちょっと面倒な作業を自動化できるアシスタントロボットです。本来であれば、レンダリングした画像の名前に01、02、03…と手作業で連番を付けなくてはいけないのですが、地味に時間を使うし非常に面倒。そこでAutomatorにお願いすると、パパーっと連番を付けてくれるのです。
お願いの仕方はとても簡単。
パソコンの前で手を合わせて天を仰ぎm画像にまとめました。
このAutomator、他にも画像からPDFを作成できたり、複数の画像の形式をいっぺんに変換できたり…と、一度設定しておけば、地味〜に手間のかかる作業を右クリック一つで処理してくれます。Acrobat Proを持っていなかった学生時代、これで何度も助けられました…。そんな冷や汗の思い出も込みで、私にとっては一番身近なロボットです。
あまり周りで使っている人に出会わないのですが、痒いところに手が届く優秀なロボットAutomatorに、ぜひ今度お手伝いをお願いしてみては。
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mimom
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