こんにちは。
発酵文化研究所です。
スーパーなどで新生姜が並び始めると、
夏がやってくるなぁと感じます。
新生姜特有の爽やかな香りとやさしい辛み。
みなさんは、どのように楽しまれていますか?
今年、発酵文化研究所の事務所では、
暑いけど、実は冷えている身体をあたためたい!と、
過去に無いくらい新生姜を色々と楽しんでおります。
唐辛子とは違い、
ゆっくりじんわりと温めてくれる新生姜。
そのまま薬味としてだけでなく、
炊き込みご飯や揚げ物、炒め物などなど。
今回は、2回にわたり取り入れていただきやすいレシピをご紹介。
手に入れられる期間が短いからこそ、存分にお楽しみください。
①新生姜のこと
簡単に新生姜についてご紹介。
新生姜と生姜は同じものですが、
種生姜に新しく育った部分を収穫し、
その後、すぐに出荷されたものを一般的に新生姜と呼びます。
収穫後すぐということもあり、とても多く水分を含み、
生姜特有の辛みは優しく、爽やかな香り。
皮も薄く繊維も柔らかいのが特徴です。
また、この時期に気になる食中毒を予防するとされる殺菌作用もあるので、
千切り、みじん切り、すりおろしにするなど、
薬味としてお使いいただくのもおすすめ。
この時期ならではの生姜の楽しみ方といえるでしょう。
そして、発酵腸活インストラクターとしておすすめしたいのが、
腸内環境を整えるのに大切な食物繊維もバランス良く含まれること。
新生姜100gに対し2.1g。
不溶性食物繊維1.9g、水溶性食物繊維0.2g
含まれていると言われています。
生姜を100gも?
と、驚かれるかもしれませんが、
新生姜だからこそ!
本当に、無理なくいただくことが可能です。
今回ご紹介する「新生姜シロップ」は、
蜂蜜と相まって、さらに効果的で手軽に続けられます。
新生姜の大量消費にもおすすめです(*^-^*)
②腸活に効果的「新生姜シロップ」
新生姜だからこそできる新生姜と蜂蜜1:1レシピ。
たっぷり新生姜を摂ることのできる「新生姜シロップ」です。
【 材料 】
・新生姜・・・300g
・蜂蜜・・・300g
・分量の容量を超える保存瓶
※甘味を強めたい場合、お好みの砂糖をプラスしてください。
※分量を少なくして食品用保存袋で作ることも可能です。
【 作り方 】
1、保存瓶を消毒する。
(煮沸消毒の場合、火傷などに注意してください)
2、新生姜の余分な皮を洗い流す。
※基本的に皮が柔らかいので剥きませんが、
気になる方は向いてください。
3、新生姜をすりおろし保存瓶に入れる。
4、分量の蜂蜜を入れ、清潔なスプーンなどで混ぜる。
新生姜は、とても水分が多いので、作ってすぐに楽しめます。
冷蔵庫で保存し、1週間くらいを目処に使い切ってください。
【 新生姜シロップの楽しみ方 】
・新生姜ジンジャーエール(1人分)
1、新生姜シロップ大匙2をグラスに入れる。
2、冷えた炭酸水を注ぎ、優しく混ぜる。
※お好みで氷を入れてください。
・新生姜シロップドレッシング(1人分)
1、新生姜シロップ大匙1にお好みのオイル大匙1、塩一つまみを入れ混ぜる
2、お好みで酢、大匙1~2を入れてよく混ぜる。
※お好みで塩を調整してください。
塩麹や醤油もおすすめです。
・新生姜シロップでつくる「しょうが焼き」タレ
1、新生姜シロップ大匙1に、醤油大匙1程度を入れる。
2、炒めた豚肉と野菜に絡めて炒める。
※甘味に応じて、お好みで醤油を調整してください。
この他にも、トーストしてバターを塗ったパンに塗ったり、
ヨーグルトやコーンフレークなどにもよく合います。
また、お湯割りや紅茶に入れると、
新生姜と蜂蜜の香りに癒されます。
焼き菓子を作られる方など、
砂糖を減らし、新生姜シロップを代用してみてください。
しっとり仕上がると共に新生姜シロップの風味を楽しんでいただけます。
次回は新生姜を使った「ご飯レシピ」をご紹介。
お楽しみに(*^-^*)