早いもので、今年ももう12月。
こなさねばならぬタスクが押し寄せてきて気ぜわしく、でも心躍るイベントも多くて浮足立つ年末年始が近づいてきました。
忘年会やクリスマス、年末年始のパーティーなど、せっかく集まるのだから、わくわくと楽しみたいところ。
「今年はいつもと違う、ちょっと新鮮な企画で盛り上げたいなぁ」とお考えの方もいらっしゃるかと、今回は「日本酒に合わせるパーティーメニュー」をご提案します。
日本酒そのままでも、ちょっとアレンジした日本酒でも合うよう、和の食材や発酵食品を取り入れてみました。
結果、「ワインや焼酎にも合うんじゃない?」な、なんとも私らしい仕上がりになりましたので「イベントは飲酒の口実」というお仲間の全方位に受け入れられるかと。
私もまた作って楽しむ予定のメニューは、こんな感じになりました。
■ウフ・ミソ
玉子を熱湯で7分茹でて冷水で冷やす。殻をむいて半分に切る。
(この時、器に接する部分の白身を、少しだけ平らに切り落としておくと、盛る時に安定します)
ソースは、レンジに10秒くらいかけてやわらかくしたクリームチーズ15gに、味噌2g、牛乳5gを混ぜたもの。
このソースを玉子にかけ、山椒を振る。
日本酒に発酵食品を合わせたくて、ソースのベースをチーズにしたけど、マヨネーズに替えても。
その場合は、牛乳を減らして粘度を調整してください。
山椒は、ミル付きのこちら。
粉山椒でも、おいしいかと思います。
■三つ葉と生ハム、マスカルポーネのおつまみサンド
好きなパンにマスカルポーネチーズを塗り、食べやすく切った三つ葉と生ハムを挟むだけ。
分量も量らず適当に作ったけど、この組み合わせ、とても好み。
薬味好きの私は、三つ葉をこの倍量にしていただきました。
■春菊と林檎のサラダ ハニーナンプラードレッシング
林檎を1/8個のくし切りにして、5㎜厚くらいの薄切りに。春菊のやわらかめな内側の葉と一緒に器に盛る。
ナンプラー4g、レモン汁4g、はちみつ8g、オリーブオイル8gを乳化させるように混ぜてかける。
トッピングに胡桃を。
ゴルゴンゾーラチーズを小さな角切りにしてのせるのもおすすめです。
■チキンソテー 春菊パン粉かけ
サラダで使って残った春菊の葉や茎10gを細かく刻み、フライパンで乾煎りする。
パン粉10g、オリーブオイル20gを加えて、弱火で色づくまで炒める。皿に取り出して広げ、粗熱が取れたら粉チーズ2gを混ぜる。
鶏もも肉をこの記事の要領で焼き、1分以上休ませてからそぎ切りにする。
春菊パン粉をかける。
添えたのは、フライではなくソテーしたじゃがいも。
濡らしたキッチンペーパーとラップで包んだじゃがいもを、600wのレンジで3分加熱して火をとおす。くし切りにして、チキンを焼いたあと、さっと拭いたフライパンにオイルを少し足して色よく焼く。
チキンの旨みをまとって、思った以上においしくできました。
■日本酒サワー
合わせたドリンクは、日本酒にカットレモンとレモン汁を少し加えて炭酸水で割ったもの。
日本酒のアレンジってあまりやらないけど、飲みやすくておいしくて、日本酒の楽しみ方がぐんと広がります。
こちらの記事でもライムで作っています。
そのままいただく日本酒にも合うように考えた今回のメニュー。
人と集まる機会が増えるこれからの時期に、お役に立てたら嬉しいです。
2022年2月から執筆させていただいていたこちらの「BREW」が、12月いっぱいで閉鎖されるとのこともあり、最後に日本酒をテーマにしてみました。
途中でお休みをいただきながらも続けさせていいただけたこと、
思うまま、自由に書かせていただいたこと、
そのささやかなお礼の意味を込めて。
菊水酒造さま、そして読んでいただいた皆さま、ありがとうございました!